大人数の飲み会・懇親会が苦手。参加不参加を決めるポイントとは?

暑気払いの季節ですね。

飲み会・懇親会は好きですか?

あるいは、苦手でしょうか?

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1.参加するかしないか、それが問題だ

「もう懇親会も2時間は経った。

そろそろ帰りたいな。。。」

 

「周りはみんな楽しんでるのに、

どうして自分だけ、

こんなにバテちゃうんだろう?」

 

飲み会や懇親会でこんなふうに思った

こと、ありませんか?

 

 

家に帰ってベッドにもぐり込み

ぐっすり眠りたい。

 

もっと静かにのんびり過ごすか、

 

せめて同じ時間を、

気のおけない友だちや家族と

過ごせたら、

 

もっと気楽で元気になれるのに。

 

 

飲み会や懇親会に参加した後は

エネルギー消耗した感じを

思い出す。

 

それで、行く前から、

参加するかどうか「困ったな」

と問題になるわけです。

 

2.大人数の飲み会・懇親会が苦手なのはムリもないこと

さて、飲み会・懇親会が

大人数だと、

どうしてこうも不安や疲れを

感じるのでしょうか?

 

それは、口下手で内向的な性格

の人にとって、人・モノ・出来事

による刺激の量が多いから。

 

たとえ楽しめたとしても、

心身のエネルギーを消費するため

です。

 

例えば、

1)出かけて参加する前の

  心の準備

 

前回疲れたから、

今回もそうだろうと思ったり、

 

あるいは、これから起きることで

(実際のところは分からないのに)

居心地悪い思いをするのでは?

 

と、過去の小さなミスや、

未知のことへの不安を、

自らつのらせてしまいがちです。

 

 

2)当日のさまざまな刺激への反応

 

照明やプロジェクターの光、

物音・人の話し声、

食べ物・飲み物のにおい、

 

そしてにぎわう人、ひと、ヒト…

 

刺激の量が多ければ多いほど、

そしてそれが、

新しいものであればあるほど、

 

場に慣れるまでに時間がかかりますね。

 

 

3)グループで社交する時の会話

 

軽いおしゃべり、と言えば

負担なく気楽そうに思えても、

 

世間話には興味がもてず、

話すペースは速い。

 

 

慣れ親しんだ人が

毎回多いとは限らない。

あいさつから始める

ぎこちない会話。

 

 

相手の話はよく聞こえない。

時に立ち入った質問を受けたり、

話がさえぎられたりする。

 

 

さらに立食式なら、疲れは出やすい。

 

 

もっと落ち着いて静かに座れて、

 

興味のある話題で、

じっくりゆったり考える

テーマ性があれば。

 

 

ウワサ話や悪口陰口がなく、

 

1対1か、せめて2~3人の

気のおけない人と

疲れず居心地よく過ごせたら

いいのだけど。

 

 

……とまあ、こんな具合に

集団でのコミュニケーションに

自分がついていけるか?

 

あれこれ、考え悩みます。

 

 

さて、幸いにも、

状況を好転させる方法は

いくつかあります。

 

しかも、それは、

いかにも社交的に演技しなければ

ならないわけではありません。

 

自分の持ち味を、自覚しつつ

そのまま生かせばOKです。

 

3.大人数の飲み会・懇親会に参加を決めるポイント

今度の飲み会、行きたいような……

行きたくないような……

うーん、どうしよう?

 

 

そんな時は

1)まず、行くべきかは脇に置き、

 

自分が、そもそも飲み会に

行きたいのか(希望しているか)、

 

そして

2)行く必要・目的があるか、

 

を整理していくことが大事です。

 

 

もちろん、

仕事がらみの行事や、

家族・親戚の集まり、

親友や家族の結婚式・お葬式

などは、参加せざるを得ない。

 

とはいえ、

その中でも工夫しだいでは、

「居心地のよさを選ぶ」こと

は、できます。

 

 

失礼のない範囲で、あらかじめ

早めに切り上げると伝えておく。

 

あるいは、少しだけ参加してから、

さりげなく退出する。

 

そんなことでも負担感を

少し軽くできますね。

 

 

もし、自分としてはやっぱり行きたい

し、必要や目的もある。

 

けど、、、何か漠然とした不安も

残っていて、決めかねている。

 

 

そんな時、飲み会の状況・環境が

はっきり分からず、

判断材料が足りないという面も

あります。

 

 

逆を言えば、

3)飲み会の状況・環境を確認する

 

そうすると、

スムーズに参加不参加を決めること

ができます。

 

 

・自分(や連れ)が大切にしたい

  ことに関わっているだろうか?

 

・これからの仕事・働き方、

  生き方や、学びたいことの

  ヒントが得られそうか?

 

・1回だけの開催か、

  また別の機会も得られそうか?

 

・スケジュールで、

  社交的な集まりへの参加は、

  自分にとって多すぎるか?

  逆に、少なすぎるだろうか?

 

 

・あらかじめ予定を伝えられていたものか?

 急きょ誘われたものか?

 

・何人くらい集まる予定か?

 

人数が少なければ、対人の刺激も減る

ので、こじんまりした小規模の方が

参加しやすいことでしょう。

 

 

・自分の親しい友人知人は来るか?

 

相手が知り合いで、すでに打ち解けた

友人知人は、多いほど心強いもの。

 

 

会って挨拶から始める必要がある場

と、前置きなしに話せる場では、

 

後者の方ならスムーズですし、

居心地よさも感じるでしょう。

 

 

・会場はどんな場所だろうか?

 

座る席があるだろうか?

人との距離を広めにとることができ、

動きやすそうか。

 

廊下やトイレなど、

静かに過ごせそうな場所はあるか。

 

気軽に外の空気を吸いに出て

休憩できそうか。

 

 

さらに、

 

・声をかけてきた相手や、

 集まる人たちについて

 

信頼している人だろうか?

大切にしていきたい人か?

 

求められている役割は何だろう?

 

その人に対して、

どういう自分でありたいか?

どんな関係でいたいか?

 

 

例えば、仕事がらみの飲み会で、

(それゆえ時にやっかいですが^^;)

 

上司から勧められた、あるいは

指示があった場合は、

参加しておく。

 

とはいえ、

お楽しみとは言えないから、

仕事として割り切る。

 

 

お客様のアテンドを誠実にする

自分でいたい場合は、

 

仕事上の役割に集中しつつ、

元気を回復するための休憩を

こまめにとる。

 

 

こういった割り切りも、

自分なりの指針があれば、

 

たとえ器用にこなせない

としても、自分で決めて

納得してこなすことはできますね。

 

4.まとめ

いかがでしたか?

 

今日は、「大人数の飲み会・集まりが

苦手。参加不参加を決める3つのコツ」

をご紹介しました。

 

 

参加する前には、

 

そもそも

1)自分はホントに参加したいか

2)参加する必要・目的があるか

を整理する。

 

もし、決めかねて不安な時は、

3)集まりの状況・環境を確認する

ことで、判断材料を集める。

 

 

そうすると、参加しても断っても、

自分自身が納得して決めている。

 

これで、不用意にうっかり参加して

やめとけばよかった、なんて

後悔せずに済みますね。

 

 

もし今度、飲み会や懇親会、

大人数の集まりやパーティに

 

「参加するかしないか、

それが問題だ」。

 

なんて思った時には、

ぜひ試してみてください^^

 

 

あ、わたしは明日

セミナーのあと、懇親会あり。

 

わたしも心の準備をします^^

 

 

わたしは、口下手・内向的な性格の働く社員さん

のサポーターでもありますが、

 

当事者でもあります。

自分のセルフケア習慣、

実践の時ですね。

 

 

それでは、また。

佐藤さおりでした~