転職の面接:残業のことは質問してOK?NG?

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転職面接で残業のことは質問してOK?NG?

この11月~12月は、

来年3月入社を目指して

 

転職先の面接を受けている方、

いらっしゃることでしょう。

 

 

1.面接で残業のこと質問していますか?

 「面接で残業のことを質問する

と、やる気がないと思われる。

 

だから、質問するのは

避けるべき。

 

(聞きにくいけど、

ホントは確かめたいんだけど。。。)」

 

 

こんなふうに思い込んでいる

方は、多いようですね。

 

 

さて、面接では質問避けた方が、

ホントに効果的なんでしょうか?

 

 

2.面接するのは何のため?

そもそも、面接の目的とは

何でしょうか?

 

 

長い目で見て働き続けるために

必要なことを確認・交渉する場。

 

働く・雇う上で、

お互いに分からない不安を

減らす。

 

安心・納得して働けるか?雇えるか?

 

 

面接のねらいは、

そのためのミスマッチを

できるだけ解消しておく、

ということです。

 

機会を活かして、

質問により確認する。

こちらをオススメします。

 

質問しないなんて、

もったいないですよ。

 

 

3.面接で残業を質問する時の基本とコツは何だろう?

それでは、入社後ミスマッチを

起こさないために、

残業の状況を確認するには、

 

どう質問すると効果的でしょうか?

 

 

カギは、

【面接官「が」、残業の実態

を具体的に思い浮かべられる】ように、

 

1)【具体的に質問する】こと。

 

そして、

 

2)残業の平均時間数より、

【残業する/しない人の人数を聞く】ことです。

 

 

この2点を踏まえると、

例えば次のように質問できます。

 

「残業せずに帰宅する方は、

何人くらいでしょうか?」

 

「例えば○時まで残る人は、

A、B、Cの部署では、

何人くらいですか?」

 

(※部署ごとの割合を把握するため、

それぞれ全体の人数も確認する)

 

 

こうして質問するのが効果的なのは、

 

人事の面接官も、

「~時まで」と聞かれたので、

 

その部署で目にする光景を、

思い起こしやすく、

スムーズに答えやすくなるからです。

 

 

また、各部署2~3つほど、

例えばの話として聞いておくと

さらに効果的です。

 

自分が希望しているところと、

 

応募先から配属の打診を

受けた/受けそうな

部署について聞いておきます。

 

そうすると、実態が想定しやすく、

内定承諾するかの判断材料を

より多く得ることができますね。

 

 

一方で、よくある次の質問では、

どうなるでしょうか?

 

「残業は月平均 何時間ほどでしょうか?」

 

 

一見すると、時間数を聞いているので、

具体的に思えます。

 

 

ただし、月平均となると、

いつも頭から取り出せるわけ

ではありません。

 

計算が必要になり、

答えるのに負担感が出ます。

 

 

確かに各部署の担当者なら、

いつも目にする光景で

生活感覚として身に付いているため、

パッと答えられます。

 

ただし、面接を担当する

人事スタッフの場合、

直感的に答えることはできません。

 

 

わたしも実際、

月平均の時間数で質問してきましたが、

たいていの場合、

 

「えーと、時間ですと

…(考え込んで)…

データ確認しませんと

ちょっと今すぐお答えできないのですが…」

 

とか、

 

「一概に言えないんですよね。

人によって、また部署によって違いますし。」

 

 

こういった答えが返ってきてしまいます。

 

残業の平均時間数で質問すると、

応募者が欲しい答えは得られず、

 

具体的に残業の実態をつかむ

ことからはほど遠くなるわけです。

 

 

「定時で残業せず帰宅する」

や「~時まで残る」

に相当する「人数」を

質問した方が、

 

「~時まで」「~人」なので

計算が要りません。

 

人事の面接官も考え込むことなく、

パッと答えやすいのです。

 

 

4.まとめ

今日は、

「残業のことを面接で質問

するのはOK?NG?」を

ご紹介しました。

 

いかがでしたか?

 

 

残業のことを質問で確認するのは、

 

働く人にとって、

安心・納得して働くための

当然の権利の1つでもあります。

 

恐れず質問してOK。

 

 

ぜひ具体的に答えてもらえる、

具体的な質問のコツ。

 

試してみてくださいね。